朝の確認作業
朝立ち禁止である。なのに半勃起してた。傷口が開いて出血していないか確認。大丈夫!!
実は勃起しても少し余裕があるくらいに皮を残してある。あまり、切りすぎると完全勃起したときに突っ張って痛いらしい。それも困る。
包帯が少し黄色くなっているのは、飛び散ったおしっこなのか、傷口からでた体液なのかは不明。
術後1日目から患部が濡れないようにしてシャワーを浴びてもいいが、包帯は1日目は交換しないでくださいとの事でした。息子を濡らさないでシャワーを浴びる自信が無いので、シャワーは諦めた。濡れタオルで体を拭くだけにした。
薬を飲み忘れることが無いよう、毎回飲む分を小分けすることにした。
薬の種類は飲み薬が3種類、軟膏が1種類。(その他、痛み止めの薬と胃粘膜保護の薬、痛みが治らない時の座薬、これらは痛くなければ使用しなくてもいい)
嫁にバレた?
薬を小分けしているのが家族に見られ、どうしたのそんな大量の薬?病気なの?どこが悪いの?大丈夫なの?と矢継ぎ早に質問が飛んできた。(そりゃそうなるわ)
昨日もお酒飲んで無かったし、今日はお風呂も入ってないし、どうしたのか正直に言って!とグイグイ来る。
これはもう隠したまま生活を続けるのは不自然だと覚悟を決めた。
包茎手術以外は全て言おう。(手術は隠すんかーい)
「実は・・昨日体調が悪くて内緒で病院に行ってきたんだ。検査したら、疲れとかストレスとか色々なものが重なって、体調に変化が現れたらしい。とりあえず、1週間薬を飲んで様子をみましょう、その間はアルコールも控えてください。と言われた。」「あと1ヶ月はジム通いとか運動も控えてください。セ◯クスもです。と言われた。」
実は運動に関しては激しくぶつかり合うようなスポーツは控えてください。程度でしたが・・。運動はしてもいい、でもセ◯クスはダメではあまりに不自然なので、1ヶ月はジム通いやジョギングも控えることにした。
「そうなんだー最近無理してたからね。いい機会だからゆっくり体を休めるのが良いよ。」無理矢理こじつけた理由でもすっかり信じてくれた。天然&優しい嫁でよかった。
少しの罪悪感を覚えながら、あなたの旦那の息子の為なんだ、ひいてはあなたの息子のようなもの。少しのあいだ騙されていてください。と心で呟いた。
念の為、痛み止めを持って仕事に行く。でも全然痛く無いので今日も飲まなかった。多分このまま飲まないで済むだろう。
ただ、おしっこをした後は包帯を巻いているせいだと思うが、うまく切ることが出来ない。ホースの中の残り汁がパンツの中でじわっと出る。これは包帯巻いている間は仕方がないのかもしれない。座ってしているのでトイレットペーパーで先っちょを拭いて対策をする。
家に帰ると「体調大丈夫?」と心配する嫁。食事は好物のおでん、さらに大好物の卵とがんもがいっぱい。
本当の事を言おうかなーって気持ちに少しなってきた。
息子の息子の責任も親の責任
というか、一皮剥けた自分を(ホントに剥けてるし)誰かに話したくて仕方がなかった。童貞を捨てた時もこんな気持ちだったような気がする。
でも残り人生30年くらい?この話はやっぱり墓場まで持っていこうと思った。
親がこんなんだから、息子の息子も(ややこしい)包茎の可能性が高い。今は何も言ってこないが、もし手術をしたいと言ってきたら、費用は出してやろうと思う。
子の責任は親の責任、息子の息子の責任も親の責任である。
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